光と風と時の部屋

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ネガティブ思考や被害妄想は、自己防衛ではなく自傷行為。(※最悪の場合で自爆テロ)

「被害妄想やネガティブ思考は、いざ、嫌な事や、悲しい事、辛い事、おかしな理不尽等があった時に、傷が浅くて済むようにする為の、自己防衛にはなるのではないか?」

と、自分は昔はよくそう思っていた。しかしそれは違った。

先ず、それを「不安の先取り」と言う。

不安の先取りは傷が浅くて済む様に思えるが、起きてもいない事やこれからも起きないかもしれない事に不安を抱え続ける事になる。

不安はストレスになり、ストレスが継続すれば精神疾患を発症する事もある。

それは自己防衛ではなく、自傷行為だ。

実際その自己防衛とやらのお蔭で自分の行動が極端に規制されているのでもある。

それであれば本末転倒、何の為の自己防衛だか分からない。

その昔の自分の場合、多分ネガティブ思考で行動をやめて、その為に回避できた事も出来なかったという事例が自分には沢山あった筈。

自己責任の考えからすれば、
「今回の悪い出来事は自分が行動しなかった事が原因だ。次回はあらかじめこんな感じで動いて危機回避しよう。」と次の一手を考える。

すべき時に行動が出来ない自分を戒めて今の私は上記の様な行動を心掛けるようにしている。

「自分は悪くない、なのに嫌な事が自分にだけふって湧いてくるのは何故だ。」と言う被害妄想に捉われていた。

結局は自己責任と言う思考が芽生えない一生言い訳しながら生きなければならなくなるだろう。

それは流石にきついと思える。

本当の意味では全く自己防衛になっていないどころか、自分自身に害しか無い。

被害妄想=あくまで「妄想」である。

本当は自分(または、あなた)の力になるような他人の行為も「被害」と妄想するのである。

結局誰もを助けてくれなくなる。

人間は独りでは生きていけない。

やはり本当に「自己防衛」をするならば、お互いに尊敬し合い助け合える人を探す勇気ある行動を取るべきだ(その途中失敗はあったとしても)。

ネガティブ思考=あくまで根拠の無い予想や感情であり、積極的に、何かの行動やプロジェクト等の利点や短所をあらかじめ予測して、対処方法を出来る限り取っておく行動ではない。

人間は結局何かをしなければ生きていけない。

道を歩くのも、家の中で何かをするのも、ご飯一つ食べるのも、リスクもある(食事も添加物や栄養やら考えるべき事はある)。

ネガティブ思考は、根拠無く、自分の行動の幅を狭めているだけであり、結局リスクを避けるために積極的に何かをする訳でもなく、狭い行動範囲の中で、リスク対策もせず暮らしているだけである。

よって、ネガティブ思考や被害妄想は極力なら控えるべきである。
ネガティブ思考をしたなら今後はそれを新たなポジティブ思考に繋いで行けるように努めるべきである。

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