1729年(享保14年)のこの日、交趾国(現在のベトナム)からの献上品として清の商人が象を連れてきて、京都で中御門天皇の御前で披露されました。
象は最初、長崎港に到着し、江戸まで徒歩で連れて行かれ、江戸では5月27日に8代将軍徳川吉宗が御覧になりました。
1730年(享保15年)6月、幕府から「御用済み」を申し渡されるが引き取り手がなく、庭園があった浜御殿(浜離宮)で飼われました。その間、相当な飼育費がかかったと言います。その後、1741年(寛保元年)4月、中野村の源助に下げ渡され、見世物になりました。象の巨体には江戸っ子たちもさぞ驚いた事でしょう。
4月15日は「象供養の日」で、8月12日は「世界ゾウの日」です。
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