小説「密会」(安部公房)。
ある日、主人公である男性の妻が救急車で連れ去られてしまう所からストーリーが始まります。📘🍷👨
男性は妻を探して病院に辿り着くが、いつの間にか彼の行動が盗聴マイクで監視されている上に、
そこには奇怪な感じの人間が多く居て、その者達との関わりに困惑して行きます。
これは、主人公に言わせても最終的に分かる事はきっと、
" やはり、この地球自体が、病んだ者達ばかりが集まる、巨大な病院だ "と言う事ではないかと自分も思います。💊💉🏥👩👨
「砂の女」や「壁」に次いで、自分が安部公房さんの中で大好きな作品です。😊
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