現在で、日本一の空手家は誰になるのか?
因みに、角田信朗氏はあの当時はやはり史上最強だったのか?とも私は思っていた。
しかし、それは団体や競技種目によって異なる比較基準が併存しているので、1人に絞ることは不可能と言う事だ。
例えばカタ競技のチャンピオンが行うカタと、歴戦の実戦家が行うカタとを比較して
どちらが優れているかは一概には言えない。
競技のレギュレーションで競えば競技チャンプが勝つが、実戦家のカタには美しさを超えた何かが必ず存在するので、どちらを高く評価するかは評価基準次第で入れ替わるからである。
しかもカタは流派によって異なるから、
沖縄空手の特定の流派のカタがどんなに上手くても、本土空手のカタとは違う為、それと優劣は付けられない。
あるいは手を痛めつけてゴッツゴツに変形させる事を目的化しているような鍛え方をしている空手家も居る。
手を固くしてもフルコンの試合では有利にならないので、そう言う鍛錬に限り有る時間的及び体力的リソースを割いている人は、フルコン一筋の人よりも試合では弱いとなるだろう。
しかし試割りではフルコンのチャンプよりも破壊力が高いかも知れない。
その場合、どちらを空手として上と見做すかは評価基準次第で入れ替わるので、
これまた一概に比較は出来ない。
更に、組み手試合に関しても、寸止めルールとグローブルールと極真ルールとではそれぞれ得意不得意が出る筈なので、一概にどのルールの覇者が空手家として上かは判定出来ない。
価値観次第となる。
角田信朗氏の場合も恐らく還暦間近の日本人空手家としては最も巨大な筋量を誇る筈なのだから、その評価基準で比較すれば現在でもなお日本一の空手家と言える基準が有ると思われる。
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