小学生や中学生の時に貰った通知表や成績表と同じように、会社経営者にも成績表があります。それを『財務諸表』と言います。
財務諸表を見ると会社の状態がよく分かります。
財務諸表とは、ステークホルダ(利害関係者)に対して、経営成績を報告する為の書類です。
尚、『財務諸表』と言う名前の書類がある訳ではありません。財務諸表とは次の3つの書類の総称です。
・貸借対照表(会社の全財産が記載された表)
・損益計算書(会社の利益が記載された書類)
・キャッシュフロー計算書(会社の現金の出し入れが記録された書類。会社の一定期間の現金収支を明らかにした書類。)
貸借対照表を見ると、ある時点での会社の資産、負債、純資産が分かります。↓
キャッシュフロー計算書:現金の出入りを『営業活動』『投資活動』『財務活動』の3つに分類して計算する。
ITパスポート試験では『資本金が貸借対照表のどこに記載されるか』が出題されます。資本金は、株主が会社に出資した金額です。『純資産』に分類されます。
『自己資本比率』とは、“総資本に対する自己資本の割合”です。
自己資本比率は、以下の式で計算します。
『損益計算書』とは、会社の利益が書かれた書類です。
損益計算書の目的は『会社がどんな方法でお金を稼いだかを明らかにする事』です。
・売上総利益=売上高-売上原価
・経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用
・当期純利益=全ての利益から、全ての費用を引いた金額
ROE(自己資本利益率)とは、会社が株主から集めたお金です。
当期純利益は、損益計算書に記載されている『会社の最終的な利益』です。
自己資本は、『株主から預かっているお金の金額』です。
取り敢えず、一旦は以上です。お疲れ様でした。
\(__) (^-^)/
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