愚かな戦争が、平和と繋がっているなんて考えは、嫌いなのですが、皆様は如何お考えでしょうか？

アンブローズ・ビアスの著書「悪魔の辞典」には「平和とは、戦争と戦争の間の準備期間である。」とある。

この通りで、現在の日本の平和は次の戦争の準備期間になりはしまいか？

この正しさについては歴史が証明している。

やれる事は一つでもやっておくべきである。

愚かな戦争が終われば束の間の平和が訪れるかも知れないが、恒久的平和は訪れない。

それは今までの人類の歴史が証明している。

近代の国際連盟、現代の国際連合の取り組みも平和を実現する事出来なかった。

何故かと云えば、戦争は格差と差別を助長する行為であり、その後の平和への取り組みは格差と差別を固定するものだったからだ。

その証拠に、今でも国際連合はドイツと日本を敗戦国・戦争犯罪人を出した国として差別の固定化を止めようとしない。

戦争では格差と差別を廃絶できない。
もし恒久的平和に結びつく賢い戦争と言うものが有るとしても、それは格差と差別の不利益を啓蒙思想化した外交戦を根気よく続けることであり、物理的な破壊力によるものではないだろう。

やはり戦争は平和の後に起きて来ると思われるのか。

なら繋がっている？

大東亜戦争から長いので戦争体験者が少なくなっている。

確かにそれはおかしな考え方ではないか。
有名なオーウェルの逆ユートピア小説『1984年』でも｢戦争は平和である」「自由は屈従である」「無知は力である」と言う恐るべき背理が独裁政党のスローガンになっていた。

まあそれは小説だが、現実世界でもアメリカの核ミサイル（大陸間弾道弾）にピースキーパー（Peacekeeper）と言うのがあったのだ。

核ミサイルが平和維持者だと言う事だ。

ピースキーパーといえばPKO（国連平和維持活動）の要員の事だと思っていたのだが。

それでも私達ははこの「核ミサイルが平和を作り出す」と言うパラドックスの世界を生きて行くしかないのかも知れない。

兎も角、愚かなのは戦争では無くて人間なのではないか？

そして某質問サイトでは

『しかしそうだな。
戦争自体が無くなっても争いは無くなりはしない。
そして小さな争いがまたもや大きな争いを生む。
つまり平和と戦争は別腹だ。
いずれにせよ皆が穏やかな気持ちにならないと駄目だ。
イライラしてる奴や直ぐにキレる奴、文句ばっか言うザコ。
今日も変な奴と喧嘩になりそうになってヤバかった・・
本日の日記でした。』
とあった。

此処で私なりの結論として、
平和と繋がっている訳がない。

戦争はお金儲けの為に行われる。
戦争中は国民が命をかけて攻撃したり、防衛したりするが、権力者どもは指示を出すだけ戦争中だろうが悠々自適に生活する。

平和は人類が滅亡する日まで実現しない。

現に、世界人口のたった1%が世界の富を半分以上所有しているのだから。

お金持ちと言う権力者の大概は貧乏人の事なんて考える訳が無い。

富の再分配を行わない時点で貧乏人はより一層貧乏人になり、恨みを強くして行く。

世界的にお金持ちに対しての恨みが臨界点を突破したところで第3次世界大戦の勃発。

グローバル化が進んだ世界の戦争では国対国と言う戦いではなくお金持ちvs貧乏人と言う事になる。

お金持ちはお金を使って兵士を買い守って貰う。

貧乏人は武器を調達する事すら難しいため劣勢となりお金持ちの勝利となる。

食品ロスもそうだ。
あれは企業が勝手に沢山生産してるだけだ。
捨てるならくれれば良いのにくれないのではないか？
大抵お金持ちは独占する。

貧困を無くそうとは。何故、俺達が発展途上国に寄付しないと行けないと言う話なのか。
世界の富を半分も所有してるお金持ちたちが寄付すればそれで終わりではないか。

そやつらの富を世界人口80億人に再分配すると一人辺り500万円貰えるのだ。

お金持ちが富を独占し続ける世界では平和は訪れない。

お金持ちは、運で成り上がった粗大ゴミか？同じ人間なのにだ。

お金持ちになるのは努力でも才能でもなく運だと証明されてもいる。

イグノーベル賞で才能vs運って調べればまた出て来る。　　

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