入浴する時、浴槽にひと掴みの塩を入れると、血行を良くする等の入浴効果を高める事が出来ます！
昔から、海水浴が身体に良いと言われている事等からも分かるように、塩水入浴の効果は広く知られるところです。
やはり、塩の力は偉大ですね。
但し、塩湯をする時は天然の自然塩を使う事ですね。😊
自然塩が豊富に含んでいるミネラル成分の働きが効果を倍増させるからです。特に、冷え性の人には効果的で、床についてからも身体がホカホカとほてるくらいに温まります。
家庭にある普通の塩ではやはりそれ程の効果は無いそうです。
また、塩の代わりに重曹を大さじ2杯程入れても同じ効果があります。あるいは日本酒を100〜300cc程入れて酒湯に入ると、血行促進に加えて美肌効果も期待出来ます。
塩水入浴を積極的に関節炎やリューマチ等の治療に取り入れている病院や施設も数多くあります。そう言う場では"シャリ塩入浴"と呼ばれています。
それから、大阪食品協会池田支部理事を務める薬剤師の尾崎重喜さんの提唱する正しいシャリ塩入浴をここで伝授致します。
先ず、浴槽に20センチ程の高さまで38.6〜39.2度の水を張り、2〜3キログラムの塩を入れてよくかき混ぜます。そこに、身体を沈め、熱いお湯を加えて行き、温度を42〜43度に保ちつつ、背中が隠れるまで水を満たします。関節炎、リューマチ等の慢性的な痛み治そうとしているなら、水温を44度にまで上げると良いでしょう。
そのまた最初は10〜12分、慣れてくれば20分ぐらいは浸かっていたいものですね。
氷嚢や冷たいタオル、またはスポンジを額や首筋に当てておくと、熱に耐える事が出来ます。関節や筋肉の痛みに効果的で、新陳代謝と心臓の働きを活発にし、体温を高めてあらゆる痛みを和らげてくれます。
但し、心臓血管に問題があったり、高血圧の人等、シャリ塩入浴は避けた方が良い場合もあるので、医師に相談する事が大切です。
目眩(めまい)や失神を起こす事もままあるので必ず誰か近くにいて貰うようにして下さいね。時間や温度を正確に計る事も大切です。😊
